インド④ーアグラ・ジャイプール
5月10日(金)
金曜日はインド国民にとって特別は日。
ヒンドゥー教やイスラム教のモスクでは礼拝が行われるし、タージマハルは休みで入れない…。
朝6:00に起きて、HOTELの屋上テラスで朝焼けのタージマハルを見る。テラスは閉まっていたたけど、フロントに言ったら開けてくれました。曇ってるが、薄っすらと白亜のドームに光が刺す。目の前を猿の親子がウロウロ。毎日この景色が見れて羨ましい。
朝食もテラスで。
チャパティが香ばしくて熱々もちもち。挽いた豆をドリップした本格的なコーヒーが美味しい。
10:00早めのチェックアウト。
アグラは1泊で、次はジャイプールに向かいます。
オートリクシャーでアグラフォート駅へ。途中、アグラ城の周りで停めてもらい写真をパシャパシャ。ここも世界遺産で、入場にはRs650必要。高いし中は入らなくていいかな…。30年前入ったし。
ここで、<インド観光地におけるインド人と外国人TOURISTの二重価格について>。
インド観光地では、必ずと言っていい程、オフィシャルの入場料に外国人とインド人の間に大きな価格差が存在する。その差はかなり大きく、インド人Rs40に対して外国人はだいたいRs500~600。タージマハルに至ってはインド人Rs120に対して外国人Rs1300。
(※これはクトゥブ・ミーナールの入口)
各観光地の収入源となっている事は理解するのですが、旅費も限られてる中で、少しでも安くなるように日々、店員やリクシャーの運転手と戦っている身としては、宗教的な意味合いがある場所ならともかく、観光地のオフィシャルな場でそれをやられると甚だ解せない…。観光地に出没するインチキインド人を助長している気もするし…。
現在、インドの国内総生産(GDP)は世界第5位。2025年には日本を抜いて第4位に躍り出るらしい。30年前のインドとは違う。ほんの一部のお金持ちが牽引していて一般人は貧しいということなのかもしれないが、国を挙げて貧富の差を肯定してるようなものなのでは?日本では同じサービスに対して、国籍で価格差つけるような事は無いと思うし(あったらすみません)、インドの若い人の間でも、これはおかしいと声を上げているという話もあるし、ぜひ是正していただければと…。
これはほんと個人的な見解ですが。
早めにアグラフォート駅に到着。
アグラフォート駅14:40発、ジャイプール駅17:30着の22988の列車にて移動。
(CCクラスでRs440)
駅で待ってる間、隣に座ったケララ州からバラナシに向かうというBONYさんと談笑。観光でバラナシに行くらしい。北部のTOSH村が自然が豊かで素晴らしいので是非行ってもらいたい!とプレゼンされたが、調べたらデリーから北に400㎞ぐらいの場所でかなり遠く、今回は断念。
BONYさん
列車が早めについたので、売店で三角揚げパンと「リムカ」というライム炭酸ジュースを買って乗り込もうとしたら、猿の襲撃を受けて奪われる!
器用に蓋を開けリムカを美味しそうに飲む猿と「あちゃー、言わんこっちゃない」って顔で見てくるインド人を交互に見てうなだれる…。
リベンジで列車のドア近の売店で、三角揚げパンと水を買ってそそくさとACの効いた列車へ。テーブルがある席でちょっとラッキー。
列車は14:40ちょうどに出発。インドの列車は遅れるのが当たり前と思ってだけど、今のところ定時に出発。
途中、バケツをひっくり返したような雨に遭遇。乾季でもスコールみたいな短時間の雨は降るらしい。
ジャイプール駅には少し遅れて、19:00に到着。
ジャイプールは1泊寝るだけなので、安いドミトリーに泊まりたかったのですが、Booking.comのカード決済ができず、個室のホテルへ。駅近の歩いていけるホテルを選んでたので行ってみると、なぜかココはインド人専用とのことで別のホテルにバイクに二人乗りで連れてかれました。
HOTEL THE MAURVI INN に宿泊(Rs403/1泊)
雰囲気はあるけど、お世辞でも綺麗とは言えない。壁紙がところどころ剥がれてました。☆☆
夕食は屋上でビリアニとラッシー(Rs360)をいただく☆☆。
屋上の風景。誰もいない…。
こういう日もありかなと…。
ジャイプール駅についた時点で、日も落ちてて暗く、雨もパラパラ。やはり移動は明るい内にするのがいいかな…。
(つづく)