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インド⑩ームンバイ・バラナシ
5月16日(木)
今回のインド旅行始まって以来の最大の危機が…。
今日は、ムンバイから飛行機でバラナシに向かいます。
国内線チケットは、agodaにてネット予約済。
チャトラバティ・シヴァージー国際空港(ムンバイ)13:15発、ラール・バハードゥル・シャストリ空港(バラナシ)15:25着、 AkasaAIR 便名:QP1498(Rs7688)
Backpacker Crowsをチェックアウトし、タクシー、列車、オートリクシャーと乗り継いで、チャトラバティ・シヴァージー国際空港へ。途中、列車も駅員に聞いて急行に乗れてかなりスムーズに最寄駅に行き、オートリクシャーも難なく手配できて空港へ。
ただ、空港への乗り入れが非常に混んでいて、1㎞ぐらい手前で降ろされる。空港の出口側から歩いて入っていく。これがある意味、不幸の始まり…。
駐車場を歩いて通り、空港へ10:00に到着。出発までまだ3時間あった為、朝ご飯を食べてゆっくり過ごしてたんですが…。
電光掲示板に自分の飛行機が乗ってないなと思っていたら、それがARRIVALのものだと気づく。急いでDEPARTUREのカウンターへ行くと、自分が乗るAkasaAirの発着が、ここ(ターミナル2)ではなく、4km離れたターミナル1であることが発覚!
その時点で、12:00を回っており、慌ててタクシーでターミナル1へ向かう。タクシー代はRs800 !足元見られてしまった…。
20分でターミナル1に到着。そこから、AkasaAirのカウンターで15分かけてチケット入手し、「NO TIME!」「SORRY!」とか言いながら、空港入口で20人ぐらい並んでる列をすっ飛ばして中へ。
入ってすぐにいた係員に急いでる事を伝え、チェックインカウンターに行くと、女性係員に「もう搭乗時間終わってて入れない。今日はもう無い。明日の飛行機になる。」と言われてめちゃくちゃ焦る…。
これに乗れないと予定が総崩れになる為、なんとか乗れないかとゴネていると、他に2人のインド人も乗り遅れたらしく、一緒になって必死でゴネる!
すると、女性の係員が、誰か(おそらくお偉いさん)に電話してくれて、なんとか乗れることになった!助かった!!
そこから荷物も預けられないのでリュック担いだまま機内へ。手荷物検査でハサミは没収されましたが…。
機内に入り、自分の席についた瞬間、ドッと汗がでました。
尽力してくれたインド人の皆様方、ありがとう!!!
乗ってから気づきましたが、インド国内線 意外ときれい。
バラナシの空港からガンジス河に近いILIKA STAYSホテルまでプリペイドタクシーでRs800。この時は交渉するパワー無し。
車が入れるギリギリのゴードウリヤー交差点で下車。
交差点は人で溢れ返っている。再度気合入れ直す!
ダシャーシュワメード・ロードを歩いてホテルを探す。細い路地に入り、Google Mapで見てかなり近くまで来ているのにホテルが一向に見つからない。場所を知っているという地元の人に入口まで案内してもらったのですが、どう見てもアシュラム(寺院)。
そこにオーナーのVINAYさんがいて、寺院を取り囲むように作られた階段を上ると、そこにホテルが。
部屋に案内されて、シャワーが出ないとか支払いにカードが使えないとかいろいろ問題ありましたが、VINAYさんが水道管直してくれたり、両替屋連れて行ってくれたり、いろいろ動いてくれて解決してくれました。
荷物を置いて遂にガンジス河へ。
ダシャーシュワメード・ガード
ホテルから5分も歩けば、メインガート(沐浴場)であるダシャーシュワメード・ガートが目の前に。
84あるガートの中でも岸辺のほぼ中心に位置し、ヒンドゥー教徒にとって、極めて重要な巡礼地。聖なるガンジス河で今までの罪を洗い流す為、インド全土から人々が集まる。
時刻は18:00前で、もう日も落ちかけて電灯に明かりが灯る時間。多くの人がアールティ・プージャと呼ばれる礼拝の儀式を見に集まっています。沐浴をする人も結構いて、暑いから気持ちよさそう。
18:30からの礼拝の儀式が始まると、人が溢れ返り、ドラや太鼓が鳴り響き、異様な空間へ。川辺も見物客のボードで一杯になり、一種ライブ会場のような雰囲気。これが毎晩行われているというので驚きます。
礼拝見てる横で開店中の噛みタバコ屋さん
礼拝を観ていると「ジョニー・デップ」と名乗る日本語ペラペラのインド人が、礼拝の意味とか歴史とかいろいろと教えてくれた。悪い感じでもなかったので、ある程度礼拝を見物した後、彼のお店へ。
そこには、もっと日本語がペラペラな兄さんがいて、女優の「長澤まさみ」さんがバラナシに来た時、お世話したと写真見せられて自慢されました(笑)。
この写真の子が兄さんらしい…。確かに面影はある。
折角なので、沐浴用に、シヴァ神が描かれたピンクのルンギー(腰巻)をRs320dで購入。また、ここからネパールに行きたいと思ってると伝えると、バラナシからゴーラクプルまで列車で行って、そこからバスに乗って行くのがいいと教えてもらい、列車のチケットも手配してもらった(Rs2100)。おそらくかなりボラれてるとは思ったけど、ここはもう良しとしました。
兄さんといろいろとしゃべっていたら、日本人の20代後半ぐらいの女の子が現れて少し話しする。今年の1月に1週間インドを旅して、インドが忘れられなくなって、会社の有給休暇をためて、また来たとの事。帰りたくないどうしようって言っていました(笑)。アグラから全然日本人に会わなかったので少しほっとする。
ホテルに戻り、兄さんに買ってきてもらったビール(Rs180)とホテルの前の屋台で買った春巻風揚物を食べました。何が入ってるかよくわからなかったけど、タレがスパイシーでビールに合う。☆☆☆
聖なる河ガンガーに来れた感動をそのままに、明日はいよいよ沐浴へ。
(つづく)